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2023/04/18

長期間安定的なin vitro肝機能モデル HEPATOPAC®(BioIVT社)

  • 細胞・生体試料
  • 創薬支援

HEPATOPACは長期間の肝代謝および毒性試験を可能にする安定したin vitro肝機能モデルです。

HEPATOPACは独自の手法で形成され、肝細胞の「島」を支持する間質細胞で取り囲む構造になっています。この特殊な構造は肝臓の生理的な微小環境を再現しているため、肝細胞は4週間以上にわたって生理学的に適切なトランスポーター機能、第1相および第2相代謝活性を示します。
HEPATOPACは、従来の肝細胞モデルよりも優れたin-vitro in-vivo correlations(IVIVC)を低~中程度の代謝回転の化合物に対して示します。

HEPATOPACはすべてカスタム調製品です。ヒト、ラット、イヌなど、さまざまな種の肝細胞を長期培養が可能です。

HEPATOPACとは

HEPATOPACはユニークな特殊構造を持ち、肝細胞(hepatocytes)と間質細胞(stromal cells)が最適な比率で共培養されています。
このため、他のin vitroモデルと比較して、肝細胞共培養はより長寿命で安定した代謝活性が得られます。
従来の肝細胞モデルと比較して、特に代謝がされにくい化合物でより良いin-vitro in-vivo correlations(IVIVC)を示します。

hepatopac-islands.jpg

HEPATOPACはユニークな特殊構造を持ち、肝細胞HEPATOPACの調製は、まず目的の生物種から初代肝細胞を分離することから始まります。次に、この細胞をプレート上にマイクロパターン化して島を作り、間質細胞を加えて共培養を形成します。このような均一的な構造により一貫した細胞間の相互作用をサポートし、再現性のある実験結果をもたらします。

Hepatopac-proecdure.jpg

HEPATOPACはユニークな特殊構造を持ち、肝細胞プレートははシングルまたはプールドのヒト由来初代肝細胞の播種が可能です。また、異なるウェルに複数のドナー由来初代肝細胞を播種することができます。
動物種の初代肝細胞にも対応可能です。

HEPATOPACの利点・アプリケーション例

HEPATOPACの利点

  • 長期での毒性効果を調査可能
  • 低クリアランス化合物やゆっくりと代謝される化合物の研究に有効

アプリケーション例

  • 化合物の効果が長期培養でのみ評価可能な試験
  • 毒性の予測解析
  • 毒性の機構解析
  • 低クリアランス化合物の代謝同定
  • 低クリアランス化合物の代謝安定性
  • その他、長期研究

商品・お問い合わせ

商品リスト、価格は下記のリンクよりご確認ください。

※ HEPATOPACはカスタム調製品です。商品コード、価格は変動する場合があります。

HEPATOPACの購入を検討の方は、は下記よりお問い合わせください。

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